七つの子の教育学

大学教員による七人の子育てと教育問題についての雑感

娘よ、腹をくくれ!

いよいよ、長女との二人暮らしが最終日を迎えました。

兄弟のなかで一人妻の実家に帰省せず受験勉強に励む娘が不憫なので、一昨日は一緒にうなぎを食べに行きました。家族全員では家計を圧迫しますので小ユニットの時だけ特別です。(ちなみに、我が家ではこのような何年に一回かの特別な日を楽しむために土用の丑の日でもスーパーでうなぎを買って食べることはありません)。

この間、一つ屋根の下に父と娘二人きりで何日も過ごしましたので、普段話せないことをいろいろ話すことができました。

これまで第一志望として迷っていた二つの大学の一つA大学の受験を取り止めると言い出し、B大学を第一希望として教員を目指すというのです。受験科目が一部異なるので対策も変わります。娘は塾の費用が一部無駄になることを気にしていたようです。

確かにハードルが高い目標であればあるほど、目標を一つに絞った方がよいに決まってます。「二兎追うものは一兎をも得ず」となって後悔するより、一点集中してやれるだけのことをやって後悔しない人生を歩んで欲しいのです。

教育費は投資だと考えています。効果が出ないこともありますが、後になってからそこにいたるまでのプロセスが必要であったと思えればよいのです。

親子で腹をくくるしかないです。娘の判断を尊重しましょう(塾代痛いけど…)。